【Restaurant UOZEN 魚善】ミシュランガイド2つ星のお店に行ってコース料理をいただいてみた。

UOZENさんの店内の様子

今日は新潟県三条市にあるRestaurant UOZEN(レストラン ウオゼン)さんについて書いてみようと思います。「自然大好き」「新潟が大好き」「新潟のモノづくり文化が大好き」そんなご主人が織りなす。美食のレストランはまさに新潟が凝縮されたようなレストランです。

目次

場所は三条市東大崎  田園地帯の真ん中

Restaurant UOZENさんは三条の東大崎にあります。地図を見ても分かる通り、周囲を田んぼに囲まれ、日中は新潟らしい風景を楽しみながら食事を楽しむこともできます。
今回訪れたときは、夜(ディナー)だったので、残念ながら周辺の風景は撮れませんでしたが、とても静かで良いところでした。

基本情報

UOZENさんの店内の様子2

店名: Restaurant UOZEN (レストランウオゼン)
住所 : 新潟県三条市東大崎1-10-69-8
電話: 0256-38-4179
駐車場:5台(可能な限り乗り合わせて行くことをオススメします。)
営業時間
ランチ 11:30 ~ 15:00
ランチL.O. 13:00
ディナー 17:30 ~ 22:00
最終入店 最終入店 20:00
※日曜日および祝日は、22:00閉店
定休日: 月曜、他不定休
クレジットカード: VISA/MasterCard/JCB/American Express/Diners Club
喫煙・禁煙:全席禁煙
席の予約は電話でもできますが、現在はポケットコンシェルジュというサイトから予約を行うようです。

11,000円コースをいただいた!(計10品)

アミューズ( たまねぎのマカロン、カスレのコロッケ、 猪のリェット)

第1のお皿:アミューズ(お料理前のおたのしみ…もはやパーティ状態です。)

左からたまねぎのマカロン、カスレのコロッケ、 猪のリェットと並んでいます。玉ねぎのマカロンは食べると香ばしい香りがして、甘いマカロンとはまた違った良さがありました。
カスレのコロッケは…勉強不足でカスレ自体よくわからなかったのですが、 こちらはとても家庭的な「ほっとする」味でした。 リェットはなんと猪の頭骨に乗っています。すごい演出。ジビエ( 狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉 )シェフならではの器です。

■カスレ
カスレ(Cassoulet) はフランス南西部の豆料理。豚肉ソーセージや羊肉、ガチョウ肉、アヒル肉等と白インゲンマメを、料理の名前の由来にもなったカソールと呼ばれる深い土鍋に入れ、長時間煮込んで作る。
-----Wikipedia-----

■リェット
リエット(Rillettes)は、パテに似たフランス肉料理である。のバラ肉や肩肉を角切りまたはみじん切りにし、強めに塩を振って、脂肪(ラード)の中で簡単にほぐれるまで弱火でゆっくりと加熱し、脂肪分がペースト状になるまで冷やす。通常は、室温に戻してパンやトーストに塗って食べる。壺等に入れて数ヶ月間は保存できる。

リエットは、豚肉の他に、ガチョウ、アヒル、鶏、野禽、ウサギの肉や、イワシ、マグロ、サケ等の魚が使われることもある。
-----Wikipedia-----

どれも見た目は奇抜!…ですが、フランスの伝統的な調理法から成るものだったんですね。

佐渡産牡丹エビのブイヤベース仕立て

第2のお皿:オードブル

こちらもおいしかった。ゼラチンで濃度をつけたコンソメで海老をコーティングした一品。フランスの魚介のスープ料理「ブイヤベース」に欠かせないニンニク風味のマヨネーズ、ルイユ( パン粉、ニンニク、サフラン、等を加えたオリーブオイルのソース )が点々と美しく盛り付けられていました。生のエビの甘味も楽しめるのに、ちゃんとブイヤベースな不思議な感覚が味わえます。

アオリイカのソテーカリフラワーのペースト神楽南蛮のパウダー

第3のお皿:アントレ

オードブルにもう一品!こちらも面白い一品でした。甘味の強いアオリイカと、こちらも甘味のあるカリフラワーのお味が絶妙です。カリフラワーとイカは「カルパッチョ」になったりもしますが、カリフラワーがペースト状になることで、イカの存在感が際立っていました。ピリッと神楽南蛮の辛味も素晴らしいアクセントです。

自家製パンと佐渡バター

前菜の後のパン

新潟の形の「佐渡バター」が登場。すこし塩が振ってありました。自家製パンは麦の香りが強くしっかりとしたパンでした。佐渡バターの優しい風味と塩味がパンに合う。あまりにおいしかったので次の料理が出てくる前にもう一個おかわりしてしまいました。(^^;)

玉ねぎのポタージュ

第3のお皿:ポタージュ

こちらは最初、ジャガイモのポタージュかと思ったのですが、意外や意外。玉ねぎでした。のうこうな感じがしますが、意外にさっぱり。でも玉ねぎの旨味と甘味がしっかり感じられるスープでした。
ポタージュって見た目が澄んでいるものを「 ポタージュ・クレール 」とろみのあるものを「 ポタージュ・リエ 」というんですね。大変勉強になりました。

鮎 肝のソース(シヴェ風)

第4のお皿:ポワソン

ここでお魚料理ポワソン(Poisson)の登場です。なんとお魚には「鮎」が使われていました。日本の素材とフランスの料理技法が混ざった1品です。シヴェとはフランスの煮込み料理の一種で、赤ワインで煮込んだソースに動物の血を混ぜるものだそうです、それを「鮎」でやってしまうという斬新な料理でした。 やっぱ肝っておいしいですね。

鰆 ブール・ブランのソース/味噌とバルサミコのソース

第4のお皿:ポワソン その2

なんと、お魚料理がもう一品!行った日(秋)に旬を迎える「鰆(さわら)」の料理です。  庭に生えてた「日野菜かぶ」(オーナーが採ったもの)が添えられていました。 白いソースはブール・ブラン(玉ねぎ・ニンニク・白ワイン・タイムなどで作った)ソース。書家の一筆書きのように添えられたソースが、味噌とバルサミコ酢で作られたソースです。どちらも淡泊な鰆の身に合うソースでした。 庭に生えてた「日野菜かぶ」(オーナーが朝畑で採ったもの)もおいしかったです。

阿賀牛とごぼうのソテー

第6のお皿:ヴィアンド

メインディッシュのお肉、おいしい!良いお肉は正義!…良いですね~。とにかく肉が苦手という方も、このお肉なら臭みもなく。食べることができると思います。(肉好きとしては、シェフのジビエ(猪・クマなど)のお肉も食べてみたかったのですが、その日の調達具合によるそうなので、そこはまた次回の楽しみにしたいと思います。)パワーが出る一品でした!

第5のお皿をスルーしていますが、第5のお皿はトゥルーノルマン trou normand =(ノルマンディーの穴)といって、お口直しのお酒(蒸留酒)などが出てくることがあります。 バターたっぷりの料理が出るノルマンディー(フランス北部)地方の人が食べ続けたときに食欲を回復するために「蒸留酒を飲む」のだそうで、地方特有のものです。 (お店によってあったりなかったりします。UOZENさんはさっぱり系なので第5のお皿はありません。)

第7のお皿もスルーしますが、第7のお皿はフロマージュFrmageと言ってここでチーズが出てくるお店もあります。が、ここもシェフの進行次第であったりなかったり。必ずしも出さなければというものではありませんのでデザートへ!

黒イチジク/牛乳のアイス/アーモンドの焼き菓子/紅茶のムース

第8のお皿:デセール

ここでデセール=デザート(dessert)です!感動したのが、 佐渡産の希少な「黒イチジク」 !今までのものとは比にならないくらい「甘い!」とても素晴らしかったです。 スプーンを入れると、はちみつみたいにとろみのあるイチジクでした。全体的に「大人の味」でまとめれたデザートでした。オシャレ~^^

小菓子 濃厚卵プリン/メレンゲ菓子/桑の実のキャンディ

第9のお皿:プティフール と 〆のお茶

最後のお菓子(Petit fore)と飲み物ですが。お菓子が和風の家具(茶箪笥)を連想させる器に乗って登場してきました。(見た目にも面白いですね)メレンゲのお菓子と桑の実のキャンディそして濃厚卵プリン。

濃厚卵プリン

こちらのプリンなめらかでとてもおいしかった。中のカラメルもビターな感じでよかったです。

フレッシュハーブティ
フレッシュハーブティ

料理の最後にフレッシュハーブティーをいただきました。最後にコーヒーなども選べますが、こちらのティーポット、UOZENさんのある「三条市」のおとなり「燕市」の鎚起銅器という伝統的な技法で作られたもので、 鎚起銅器の老舗「玉川堂」さんが作成したものだとお聞きし、「これはハーブティー」を飲むしかない!という感じでいただきました。笑

なんだかもったいない(料理の余韻に浸っていたい)気がしましたが、ハーブのおかげで、お口のなかがスッキリさわやかになりました。おいしいハーブティでした。全10品、ごちそうさまでした。

食器類も新潟の製品

食事だけでなく、こうした器の一つ一つまで「地のもの(新潟のもの」にこだわっていらっしゃるとはシェフの新潟愛に感服です。ちなみにメインのお肉料理で使用した藤次郎さん、MARUNAOさんの共同作品のテーブルナイフ、恐ろしいほど切れ味がよかったです。

新潟大好き

シェフのこだわりが書かれたリーフレット

シェフの思いが詰まったリーフレットのとおり、UOZENさんは地域の食材、地域の自然を感じることのできるお店でした。今回書いた内容は2019年10月時点のものなので、季節、旬によって今後もUOZENさんの飽くなき新潟の美食の展開がなされていくことでしょう。旅行の1スポットとして、お祝いの場所として、自分へのご褒美の場所として、是非訪れてみては?

今日はそんな感じ!

(ミシュランガイド2020掲載『★★二つ星』おめでとうございます!!)
UOZENさんのウェブサイトはこちら!

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