【簡単】スーパーに売ってるアボカドの種を高確率で発芽させて観葉植物として育てる方法【栽培】

種から育てたアボカド(2年もの)

ここでは、趣味でやっている観葉植物の「アボカド」について書いていきたいと思います。苗を買う必要はなく、スーパーで買ってきたアボカドを食べた後に「残った種」で簡単にお部屋の中を緑化させることが出来ます。

たくさん発芽させて、育ててみてわかったことがありますので、誰にでも高確率でできる「アボカドの種の発芽方法」と、その芽がある程度育つまでの「育て方」を書いていこうと思います。

種を植えるのは4月~8月頃の温かい時期がおススメです。

アボカド
目次

スーパーで「発芽する」アボカドを選定

高確率で発芽させるために、以下のアボカドは不適格です。ただ、購入後に実を割ってみて発芽するか否かが分かることもありますので、もし発芽に向いていないアボカドに当たってしまったとしても、めげずに次のアボカドを買いましょう。

■発芽しない確率が高いアボカド

  1. 輸入後スーパーの冷蔵庫等で「冷蔵保存」されたアボカド
  2. 「楕円形」で果肉が多く「種が小さい」アボカド
  3. 内部で「種まで腐食」しているアボカド

逆に発芽しやすいアボカドは下記の通りです。スーパーで選定するときは以下のようなアボカドを選ぶといいでしょう。

■発芽する確率が高いアボカド

  1. 冷蔵されていない「常温の状態」で店頭に置いてあるアボカド
    ※冷蔵庫から出されて時間のたったアボカドと見分けがつかないですが、後ほど種が生きてか否か調べる方法を記述します。
  2. 実の形が「丸形」に近く、果肉の少ない「種が大きい」アボカド
    ※個人的ですが丸い形をしたアボカドの方が楕円形のアボカドよりも果肉が少なく種が大きい気がします。
  3. ずっしりと「重みのある」アボカド
    ※種内の密度が高いため、同じ大きさのアボカドでもより重いアボカドのほうが種が大きくなります。
  4. 上記の条件に当てはまり「プレミアムアボカド」等の名で「大玉で」売られている種の大きいアボカド。
  5. 上記の条件に当てはまり「青いまま」売られているアボカド
    ※熟して黒くなってから食べる時に種を取り出します。

スーパーで「発芽する確率の高いアボカド」を選ぶときは是非、この5つの条件に照らし合わせてアボカドを選定してみてください。

アボカドを食べる

アボカドを買ったら食べましょう!!栄養価が高く、悪玉コレステロール値を下げたり、整腸作用・血液サラサラ・美肌・抗ガン作用・動脈硬化予防・高血圧予防・肝機能の低下防止…etc. と「いいことづくし」なアボカドさん。サラダ・グラタン・パスタまで!いろんな料理に使ってまずは楽しんで食べましょう!

実の皮が緑色から黒い色に変化し、触ってみて少し柔らかいと感じる頃が食べごろです。

筆者はアボカドを使う時に、下記のようにナイフで半分に割って使っています。種はなるべく傷つけないように、スプーン等でほじくり出して取っておきます。

こんな感じで「いつもどおり」に切って使って下さい!

ちなみにアボカドの実を半分に割った時、極端に小さい種(アーモンドみたいな形の長細い種)が出てきた場合は発芽率が低いので、そんなアボカドを引き当ててしまった時は、次のアボカドに期待しましょう。上記のような「ゴルフボールのようなまんまるの種」が発芽しやすいアボカドの種になります。

種を軽く洗う

運よく手に入れたまんまるのアボカドの種が「芽がでる種なのか」「芽が出ない種なのか」を確かめるために、種のうす皮をむいて確認する必要があります。

しかし、アボカドは「森のバター」と呼ばれるほど、食物性の油分を含んでおり。そのままでは種の表面がぬるぬるしていて種の皮がとてもむきにくいです。

少量の「食器用洗剤」を使用してでも、表面の「ぬめり」を綺麗におとしましょう。

きれいになりました。

ちなみに、アボカドの種には、色が変わっている部分あり、そこが種の下側(根が出るところ)になります。種を植える時は「色のかわっている部分」を必ず下向きにして植えて下さい。

赤枠の色の変わっているところが種の下側「根の出るところ」

皮をむく

ぬめりをとったら種の皮をむいていきます。個人的に種の「下側」からむいていくとキレイにうす皮がむける気がします。

下から上に下から上にひたすら種のうす皮をむく
キレイにうす皮がはがれました

種についた「小傷」をチェックする

皮をむいたら種の表面を確認します。「アボカドの実を割る時にナイフで出来た傷」や、「種のうす皮をむいたときに爪でひっかいて出来た傷」など、種についてしまった「小傷」を確認します。

この時、傷が「赤い色」に変化していたら、「アボカドの種がまだ生きている証拠」です。(※傷から実を守るために種の中から出たなんらかの分泌液がで空気中の酸素等に反応し、赤くなっています。)

スーパーの店頭に出る前に、冷蔵庫で「長時間冷蔵」され、死んでしまった種の場合はこの「赤い色」が出ません。このチェック作業が結構大切で、種の皮をむいて小傷をチェックすることで、アボカド発芽の確立をさらに高めることが出来ます。

実を割る時にナイフでつけてしまった傷が「赤く」なっている=種が生きている証拠

ペットボトルで水耕栽培

種が生きていることが分かったら、いよいよアボカドの種を植えていきましょう。種から発芽して、ある程度葉が出るまでは水耕栽培(すいこうさいばい=水あるいは水に液体肥料をまぜたものだけを用いて、土を使わずに栽培するやりかた)で育てることが出来ます。やり方はとても簡単です。以下の物をご用意ください。

  • キレイに洗った500mlの空のペットボトル
  • カッター

があれば、すぐにアボカドを植えることが出来ます。(アボカドの種は乾燥すると発芽しなくなるので、皮をむいたその日に種を植えることをオススメします。)

植え方は以下の通りです。

  1. ペットボトルの上部をカッターで切り取ります。
  2. 切り取った上部を「漏斗(ろうと)」のように逆さまにし、切り離した下部に押し込みます。
  3. 根が出る方を下向きにして種を置く
  4. 水を注ぎ、種が水に「半分浸かる」くらいまでペットボトルに水をたっぷり注ぎます。
  5. 芽が出るまで水位をキープしながら放置。
  6. 以上で芽がでます。完成形は下記の写真のような感じです。この状態でアボカドの芽が出るのを待ちます。
水位に注意してこの状態で1~2週間放置すると芽が出ます。

発芽してもいきなり「強い日光」は避ける

発芽したアボカドは、「背が伸びて葉っぱが生えてくるまで」は、室内で放置しておきましょう。下記のような小さな葉っぱが出ても、いきなり直射日光に当てると「葉焼け」(太陽光線で葉っぱがやけど)を起こして枯れてしまうので、徐々に日光に慣らしていきます。最初は明るい部屋の窓際に置いたり、薄いカーテン越しに日光を浴びせたり、朝日や夕日など弱い日光にあてたりします。

次第にアボカドの葉っぱや茎が硬く、丈夫になっていくのがわかります。

下記の写真のような大きさで、発芽から大体2か月程度です。この程度の大きさで越冬することになった場合は、最低でも気温が5度以上に保たれた室内で、アボカドを管理するようにしましょう。水さえ絶えさせなければ、冬場でもアボカドはグングン伸びます。

少しでも気温が高い場所にアボカドを置くために、冬場は床よりも卓上に置いておくことをお勧めします。

朝日を浴びる発芽したアボカド
机やカウンターに置くなど、底冷えから種を守るために床から離して越冬させましょう。

葉っぱが4~6枚になったら土耕栽培に切替

芽のでた直後のアボカドはしばらく種の栄養と水だけで生きていけますが、葉っぱが4~6枚になると、それだけでは生きていけなくなります。

そこからは、土耕栽培(土に植えて栽培するやり方)に切り替えます。(植えかえの時期もあたたかい4~8月の時期がおススメです。)

アボカドを土耕栽培に切り替えるには。下記の物を用意してください。

  • 8~10号の鉢
  • 鉢皿
  • 鉢底石
  • 赤玉土(小玉)
  • 腐葉土
  • 育ったアボカド

そして下記のように移植していきます。

  1. 鉢を鉢皿に置く
  2. 鉢底石を鉢の底に置き、鉢底の穴をふさぐ
  3. 赤玉土(小玉)と腐葉土を7:3の割合(赤玉土7:腐葉土3)でよく混ぜる。少し鉢に入れる。
  4. 育ったアボカドをペットボトルから抜き取り、鉢に入れ、種が土から顔を出すように残りの土をかける。
  5. 最後に鉢全体に水が行きわたるくらいに水をかける。

以上で切り替え完了です。下記の写真のような状態になります。これでもうアボカドは立派な「観葉植物」の仲間入りです(^^)

水耕栽培から土耕栽培に切り替え完了。

お手入れなど

土耕栽培に切り替えてからのアボカドのお手入れについて記述します。

【置く場所】

アボカドは日当たりと風通しのよい場所を好みます。室内に置く場合はなるべく窓際の明るい場所に置いておきます。4~9月頃の「アボカドの成長シーズン」になったら、ベランダ等、なるべく屋外で日当たりと風通しの良いところにアボカドを置いておくといいでしょう。

【水やり】

アボカドは水をあげ過ぎると根ぐされを起こしやすい植物なので、あげ過ぎないようにします。水をあげるタイミングは「鉢の中の土が乾いて、アボカドの葉が下を向いた頃」がベストです。鉢全体に水が行きわたる程度(鉢皿に水が流れ出ない程度)にさっと水をあげるくらいが丁度いいです。

冬場はとくに根ぐされに注意が必要です。お水をあげる時は少量で!

【肥料】

肥料は下記のような観葉植物用の窒素肥料で十分です。アボカドが日光を浴びて育つ4~9月のシーズンをめがけて、3月頃から肥料をあたえます。「追肥」(ただ土の上に肥料をごろごろ置くだけ)というやりかたでアボカドに肥料を与えます。

100円均一などでも手に入る窒素肥料を使ってます
これが「追肥」(単純に土の上に肥料をおくだけです)

【土の入れ替え】

2年に1度程度の頻度で鉢の土を入れ替えましょう。ただし、2年が経過していなくても根が鉢の底から張り出していたり、水やりをしたときに水が土にがしみこんでいかなかったとき(給水力が落ちたとき)などは、2年を待たずに入れ替えます。

【葉焼けに注意】

アボカドは熱帯地方原産なので基本的には日光には強いのですが、冬に室内で育てたものをいきなり春に直射日光にあてたりすると葉焼けを起こす場合があるので注意が必要です。

万が一、アボカドが葉焼けして下記の写真のようになった場合は、すぐアボカドを日影に避難させ、葉がパリパリの感触になるまで数日待ちます。枯れた部分をハサミを使って切り落としてしまうのが効果的です。

葉焼けが、葉の全体の30〜40%くらいになってしまったとしても、アボカドは生命力の強い植物なので、枯れることはありません。そしてすぐ新しい葉っぱが生えてきます。

ですから葉焼けしても気を落とさず、枯れた部分から病気等が発生しいように潔く切り落としましょう。

葉焼けを起こしたアボカド 枯れた部分がパリパリになります。
大胆にハサミで切り落とします。(切り落とした後、葉が葉焼け前の60%程度残っていればまた復活します。)

最後に

以上、スーパーに売ってるアボカドの種を高確率で発芽させて観葉植物にする方法でした。凄く難しいのかとおもいきや、アボカドの生命力が凄過ぎて、「ほとんど放置」しているような状態です。ただ時々気にかけてあげないと枯れそうになるので注意です。(笑)

家の中に緑があることで「ヒーリング」(癒し)効果も期待できます。スーパーで安売り98円のアボカドと500mlペットボトル150円からできる手軽な観葉植物の栽培、興味がある方はぜひ行ってみては???

適切に管理し、アボカドを観賞用植物としてそだててみましょう。

今日は、そんな感じ!

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